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暑い時のランニングと水分補給

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暑い中でのランニングは、自分が感じている以上に体力を消耗します。

ランニング前、ランニング中には適切な水分補給を行い、熱中症に気をつけて安全に走りましょう。

 

水分補給がおろそかになると、特に暑い中でのランニングでは大量の汗をかくため、「脱水」になる危険があります。

 

脱水になると、足がつったり、気分が悪くり吐き気がすることもあります。

 

日本体育協会が発行している「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」によると、競技前に250~500ml、競技中には1時間あたり500~1000mlの水分補給が目安として記載されています。

水分補給の際には塩分(0.1%~0.2%)と糖分を含んだものが有効とされています。

スポーツドリンクには塩分や糖分が含まれていて、水分補給に適しています。

 

夏の暑い時期にはランニング中に大量の汗をかいて水分がどんどん失われていきます。

そうすると水をたくさん飲みたくなるのですが、がぶ飲みするのは危険です。

 

私はマラソンを始めたころ、脱水にならないためにしっかり水分を補給する必要があると考えていました。

暑い中でのレースでは、給水所で水をごくごく飲んでしっかり水分補給していたのですが、眠気や吐き気に襲われることがあり、「これは脱水かもしれない」と考えて、さらに水分補給をしていました。

そうすると、さらに体調が悪化し、吐き気がひどくなりました。

 

そんなことが何回か続いたとき、「水中毒」という言葉を聞きました。

水中毒というのは、水分を大量に摂取することで血液中のナトリウム濃度(塩分濃度)が低下し、「低ナトリウム血症」という状態に陥った状態で、命にかかわることもある危険な状態です。

 

水中毒にならないためには、水分補給を少しずつ行うこと、スポーツドリンクなどの塩分が入ったものを飲むか、水と同時に塩を補給することが有効です。

 

私は暑さにはあまり強くなく、ウルトラマラソンなどでは脱水状態になることがあります。

しかし、水中毒について知ってからは、「しっかりと」水分補給するよりも「適切な」水分補給を意識するようになり、水の飲みすぎで具合が悪くなることはなくなりました。

 

 

適切な水分補給で暑い中でのランニングを楽しみましょう。

 

 









 

 

 

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