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【走歩記333】24時間リレーマラソン神戸大会2022

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2022年7月30日~31日、24時間リレーマラソン神戸大会に参加。

 

チームでタスキをつなぐリレーマラソンの他、24時間を一人で走るシングルの部があります。

 

スタートは正午。

 

スタート時の競技場内の気温は40℃というアナウンスに多くの選手が驚きます。

 

暑さは気にせずとにかく頑張ろうと思います。

 

最近は日中に外出することがなく、前日の昼に久しぶりに出かけたら日差しの暑さが想像以上で驚いただけに、自分に期待せず、とにかくやれるところまでやることにします。

 

これまで真夏のレースを多く経験してきて、暑い中でもある程度は走れるという自信があります。

あまり暑さに強くはないのですが、歩いたり走ったりしながら、できる限り体温を上げないように走ります。

初めて夏のウルトラマラソンに参加したときは、暑さにやられて撃沈しましたが、適度な水分補給や塩分補給行い、無理のないペースで走れば、ある程度なんとかなります。

 

今回のコースは総合運動公園の補助競技場をスタート・ゴールとする1周1.7kmの周回コースです。

 

最初の周回はキロ7分くらいで走りましたが、その後はほとんど歩きながら体力温存で乗り切る作戦です。

 

午後の一番熱い時間帯を過ぎると日が傾き始めます。

 

キロ10分くらいのペースで淡々と進みます。

 

 

午後7時に夕食(助六寿司)が配られました。

私は内臓が弱く、長い距離を走ると何も食べられなくなることが多いのですが、内臓が揺れないようにほぼ歩きで進んできたため、まだ元気で、いただいた夕食を全部平らげます。

周回コースということで1.7kmおきに給水所があるため、こまめに給水できていることもダメージの軽減に役立っています。

 

日が落ちて、刺すような日差しから解放され、少し走ってみようとしましたが、体の芯から火照っていて、少し走るだけで、大量の汗が噴き出します。

どれだけ水道の水をかぶって体を冷やしても体の火照りがとれません。

無理すると熱中症の危険があるため、走ることはあきらめて歩きに徹することにします。

 

一定のペースで元気に進んでいるので、この調子だと130kmくらいまで行ける可能性も見えています。

 

ところが、夜が深まるにつれ、猛烈な眠気が襲ってきます。

最近の睡眠不足や疲労もあるのでしょう、それに加えて炎天下を長時間動き続けたことで、パフォーマンスが著しく低下しています。

 

午後10時ごろ、あまりの眠気に歩くのもままならなくなり、競技場の人工芝の上で横になりました。

 

目が覚めたのは1時間後。

 

まだかなり眠いですが、気温が下がっている夜の間に少しでも進んでおきたいと思い、再スタート。

 

日付が変わる午前0時には63kmに到達。

 

日付が変わると、再び強烈な睡魔に襲われます。

 

どうにか40周、68kmに到達したところで再び競技場の隅の人工芝の上に横になります。

時刻は午前1時です。

 

目が覚めたのは午前2時。

再スタートしたいものの、体が動かず、あと30分だけ眠ることにします。

 

午前2時30分、ようやく起き上がり、再スタート。

 

午前3時を過ぎると空の色が明るくなり始めます。

 

明るくなり、元気になるかと思いきや、これまでで最大の睡魔に襲われます。

コース脇の花壇のブロックに激突するほどフラフラです。

 

思うように前に進めず、45週、76kmに到達した午前5時半、再び横になります。

 

1時間後の午前6時半、再スタート。

今回は人工芝の上ではなく競技場スタンドの狭いところで寝ていて、足を曲げていたせいか、再スタート直後からスムーズに足が動きます。

 

午前7時過ぎに塩おにぎりが配られます。

幸いなことに内臓のダメージはそれほど大きくなく、おにぎりをしっかりと食べることができます。

 

午前7時半には80kmに到達。

 

最低限100kmまでは行きたい。

残り4時間半で20km。

すでに夏の日差しが照り付けていて、暑さ耐性が限界にきている体で、20km歩けるのか、厳しい状況です。

 

それでも、目標を絶対100km到達ということに設定し、残りの時間を楽しむことにします。

 

85kmを過ぎたあたりで再び強烈な睡魔が襲ってきます。

しかし、ここで横になってしまうと100kmには到達しません。

 

コース脇の木に持たれて座り、10分仮眠。

少し復活し、再び歩き始めます。

 

午前9時過ぎ、90kmに到達。

残り3時間弱で10km、なんとか100km行けそうな感じです。

 

足に水をかけすぎて靴の中がびしょびしょになっているため、豆ができています。

 

靴を濡らすと豆ができやすいので、足には水をかけない方がいいのです。

 

でも、私の場合、豆の痛みにはかなり耐えられ自信があり、比較的平坦なコースで足を踏ん張れなくても何とかなるという判断から、体全体を冷やことを優先し、足に水をかけまくることにしたのです。

 

太陽の日差しが肌を刺して体力が奪われていきます。

 

残り時間が40分くらいになったところで、ようやく100kmに到達。

 

最終的な走行距離は102kmで暑い熱い戦いが終了。

 

 

久々の真夏の24時間走を存分に楽しみました。

 

 





 





 

 

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