心とお金のブログ

【走歩記325】沖縄100K2019

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2019年12月16日、沖縄県で沖縄100Kに参加。

100kmの部に参加し、13時間52分25秒で完走。


100キロマラソンを14時間の制限時間内に完走したのは約17年ぶりでした。





午前5時、与那古浜公園をスタート。

100キロの部の参加者は700人くらいです。

真っ暗な中、配布されたハンディライトを手に走り始めます。

このハンディライトは26キロのエイドで回収してもらえます。

3キロを過ぎてから、不整地が多くなってきます。

ライトで照らしても足元が良く見えないので慎重に走ります。

何度も何かにぶつかったり、足をひねったりしました。

コンクリート壁に激突しそうになり、肝を冷やします。


キロ6分くらいのペースで慎重に進みます。

15キロ過ぎ、知念岬までの急坂を上ります。

20キロを1時間58分で通過。

夜が明け、朝日が昇ってきます。


 

坂が多く、かなりアップダウンのあるコースです。

奥武島を一周し、30キロを通過。

30キロの通過タイムは3時間4分。

すでにかなりの疲労を感じます。


 

30キロからしばらく上りが続きます。

糸満市に入ります。

40キロ地点を4時間15分で通過。

日差しが照り付け、暑くなってきます。

 

持っていたデジカメが使用不能になったので、ここから先は写真がありません。

後半はスピードが落ち、写真を撮りやすくなるし、絶景ポイントもあるのに残念だなと思いました。

だいぶバテてきて、キロ9分くらいにまでペースが落ちます。 

50キロ地点の糸満市役所に5時間45分で到着。

ここでは、預けていた着替え等を受け取ることができます。


腰が痛いし、デジカメも使えなくなったので、持っていたウェストポーチやデジカメ、ボトルなどを全部預けてしまうことにします。

吐き気が出てきてたので、エネルギー補給のためのジェルも全部置いていくことにします。


エイドは充実していて、数も多いので、何も持たなくても最低限の補給はできると考え、身軽になってストレスなく走れることを選択します。


ウェストポーチを預け、身軽になり、50キロの糸満市役所を出発します。

レースは後半戦に入ります。

直後に糸満市役所を出発した50キロのランナーたちが追い抜いていきます。

暑さでほぼ脱水状態になっています。



エイド(給水所)は2~3キロおきに設置されています。

給水所の中には、コーラ、さんぴん茶、オレンジジュースが置いてあるところがあり、水やスポーツドリンクが飲めなくなってきた体にはありがたいです。

エイド前に、「次のエイドまで何キロ」の表示があるため、のどがカラカラで苦しい状況の中、次の給水までの距離を考えながら進むことができます。

エイドとエイドの間で、氷をくれる人たちがいます。

暑さの中、氷を貰うことができ、冷たい氷に助けられました。


60キロを7時間16分で通過。

ナンバーカードの下部に関門の閉鎖時刻とコースの高低差が書いてあり、走りながらでも確認することができます。




60キロからしばらく上りが続きます。

糸満市から八重瀬町に入ります。

時間的には、キロ10分で進めば制限時間に間に合うので、焦らずゆっくり走ります。

上り坂では前のランナーを追い抜いていき、下り坂では後ろから追い抜かれていきます。

70キロを過ぎ、南城市に入ります。

75キロからはこのコースで最も厳しい上りです。

ここを乗り切れば、上りは終わり、暑さも和らいでくると、自分に言い聞かせ、キロ10分は超えないように踏ん張ります。

80キロを10時間28分で通過。

ニライカナイ橋からは、海が一望でき、絶景です。

(この写真は大会HPから転載)


下りに入ると、吐き気が強くなり、橋の上で吐きたくなります。

86キロのエイド手前の草むらで吐きました。

今までのレースでは、一度吐くと、吐き気が収まることはなく、どんどんペースが落ちていってリタイアしていました。

しかし、同じことを繰り返すわけにはいきません。

今日は完走するために沖縄に来たのです。

再び立ち上がり、進み続けます。

内臓のダメージは思ったより小さく、エイドでコーラやオレンジジュースを飲むことができます。

日が傾き、夜が近づいてきます。

90キロを12時間15分で通過。

5キロおきに距離表示があり、ゴールのことは考えず、次の5キロを乗り切ることだけを考えながら進んできました。

そしてまた、95キロまでの5キロ走をスタートします。

95キロを通過。

時間は13時間5分。


与那原町に戻ってきます。

最後のエイドで給水し、残りは2.5キロ。

ここまでくれば時間内完走は間違いないありません。

海から吹き付ける風が火照った体に心地よく感じられます。

橋を渡り、いよいよゴールのある与那古浜公園に入ります。

ついにゴール。

タイムは13時間52分25秒。

制限時間まで7分余りを残してゴールしました。

 

100キロを14時間の制限時間内に完走したのは約17年ぶりです。

30回目の100キロマラソンで8回目の完走。

 

無心で、ただひたすら前に進み続けました。

エイドでは立ち止まることなく進み続けました。

立ち止まったのは3回。

トイレに行ったのが1回。

50キロの着替えポイントでの荷物の受け取り、荷物預けで1回。

86キロで吐いたのが1回。

エイドでのロスタイムを極力抑えたことが完走につながったと思います。

 

50キロ以降何も食べていませんが最後まで体は動いていました。

 

10月以降フルマラソンを3本走ったことがいい練習になったと思います

 

とにかく、久々の100キロ完走、最高にHappyです。

 



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