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退職後の健康保険

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 起業する場合、会社を設立しなければ個人事業主としてやっていくことになります。

 売上が少ないうちは個人事業主の方が手間も費用もかからないので会社を作るメリットがあるケースは少ないのですが、私の場合は会社を作りました。

 税理士の仕事をするにあたっては、会社の税金や経営について知っておく必要があるので、そのためには自分で会社を作って経営してみるのが一番だと思いました。

 会社を作る際には気づいてなかったのですが、法人組織にすると社会保険に加入することが義務付けられています。

 そのことにより、負担する健康保険の金額が減りました。

 
 
 サラリーマンが退職すると、健康保険については勤務先で加入していた健康保険の任意継続か国民健康保険に加入することになりますが、保険料は前年の所得が基準になるので、収入はないけど高額の保険料を負担することになります。

 会社を設立して社会保険に加入すると、役員報酬の額によって健康保険の負担額が決まるので、売上が上がらないうちは役員報酬を低い金額にしておくことによって、健康保険の金額も低くなります。

 私の場合、任意継続の健康保険で年間50万ほどが社会保険の加入で年間20万ほどになりそうです。

 
 退職して半年後に会社を作ったのですが、半年前に会社を作っていればもっと早くに健康保険の負担を減らすことができたということなのです。

 
 会社を作るメリット・デメリット両方あるのでケースバイケースですが、起業する際にはいろいろな知識を持っておくか専門家に相談することで、資金繰りなどが楽になることがあります。


  

 

 

 

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