この度は、「真鍋良得オフィシャルサイト」にお越しいただき、ありがとうございます。
当サイトでは、発達障害があるお子さんを持つ方のために、親子でしあわせに、笑顔で生きられるためのヒントをお伝えします。
このようなお悩みはありませんか。
・発達障害がある子どもにどう接していいかわからない
・子どもの将来が不安
・子育てがつらい
・子どもに手を取られて自分の時間がない
・周りの人の目が気になる
・学校の先生との関わり方に悩んでいる
・つい子供に怒鳴ってしまうのをやめたい
初めまして、真鍋 良得(まなべ りょうえ)です。
私は1968年、愛媛県新居浜市に生まれ、現在は神戸市で活動しています。
私の人生を一言で表すなら、「希望の光を探す旅」。
苦しみながらも必死に自分を見つめ直し、少しずつ光を見つけてきた物語です。
幼少期:記憶力と孤独な日々
子どもの頃の私は、記憶力にだけは自信がありました。
百人一首を丸暗記し、学校のかるた大会ではいつも上位に入るほど。
日本中の市の名前や世界中の国と首都を覚えることにも夢中になり、「覚える楽しさ」に没頭していました。
一方で、運動は壊滅的に苦手。
鬼ごっこでは「足手まとい」と言われ、マラソン大会ではいつも最後尾。
人と会話をすることが苦手で、まわりとコミュニケーションがとれないことに悩んでいました。
周囲から疎外される中、友達がほとんどいない孤独な学校生活を送っていました。
そんな私を支えたのは、本との出会いです。
祖父が所有していた明治から昭和初期の文学全集を小学校から中学校にかけて読破しました。
その時間だけは、現実の孤独を忘れ、無限に広がる世界に心を飛ばしていました。
社会人としての挫折
大学卒業後、国税専門官試験に合格し、大阪国税局に就職。
国税調査官として働き始めました。
けれど、ここでも大きな壁にぶつかります。
相手とのコミュニケーションがうまく取れず、上司や同僚に叱られる日々。
「自分は社会不適合者だ」と思い詰めた時期もありました。
それでも、持ち前の粘り強さで業務をこなし、なんとか職場に居場所を見つけようと努力を続けました。
結婚、そしてさらなる試練
37歳で奇跡的な出会いから結婚。
自分にとっては人生の大きな転機であり、ようやく「幸せな家庭」を手に入れたと思いました。
しかし、現実はそれほど甘くありませんでした。
二人の息子が小学校1年生から不登校となり、家庭は崩壊寸前。
さらに、長男が発達障害と診断される中で、自分自身にもその特性があることを知ります。
「普通になりたい」と努力してきた自分が、その「普通」に一生届かないことを悟った瞬間、人生に絶望しました。
人生の転機:自分を変える旅の始まり
そんな中、あるセミナーで「親が幸せになれば子どもも幸せになる」という言葉に出会います。
その言葉が心に雷のように響き、「自分を幸せにする方法」を探し始めました。
最初に取り組んだのは、傾聴と共感。
息子たちの話をただひたすら聞くことで、少しずつ状況が変わり始めました。
布団から出なかった長男が食卓で食事をとるようになりました。
次男は幼稚園時代からの8年間の引きこもりを経て今では仕事に行くようにもなりました。
傾聴は家族だけでなく、自分自身にも大きな影響を与えました。
「自分は無価値な人間だ」という思い込みが、実は自分を苦しめていただけだと気づいたのです。
この「観念」に気づき、それを手放すことで、自分の心の枷が外れました。
夫婦関係は劇的によくなり、お互いが支えあう存在となりました。
起業と新たな挑戦
やがて私は、国税局を退職し、心理カウンセラーとして独立する決意をしました。
しかし、起業後の道のりは決して平坦ではありませんでした。
1年以上、収入がゼロの日々が続き、事務所を手放し、自宅の一室で活動を継続。
それでもSNSやブログでの発信を続け、徐々に信頼を築き、クライアントを増やしていきました。NLP(神経言語プログラミング)を学び、これを活用したコミュニケーション術を実践することで、少しずつセールスやカウンセリングの成果が出始めました。
今は発達障害支援センターや不登校カウンセリングセンターでの活動を通じて、多くの方々の人生をサポートしています。
NLPトレーナーの認定証授与式
今、伝えたいこと
私がこの人生を通じて学んだことは、「自分の観念を変えることで人生が大きく変わる」ということです。
発達障害がある、コミュニケーションが苦手、社会でうまくやれない――そんな「自分にはできない」と思い込んでいた枷を外せば、新たな可能性が広がります。
今では、家族との関係は穏やかで、以前のような怒鳴り声が響くことはありません。
引きこもっていた息子たちは、それぞれの道を進み、家族で笑い合える時間を持てるようになりました。
趣味とこれからの目標
趣味はランニングで、フルマラソンやウルトラマラソンに挑戦しています。
長距離を走る中で得られる「一歩ずつ前に進む力」は、まさに私の人生そのものです。
これからも、不登校や発達障害で悩む方々、そして自分に自信を持てない方々が、自分らしく生きるお手伝いをしたいと思っています。
私の経験が少しでも誰かの勇気となり、新たな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
写真は2019年沖縄100Kウルトラマラソンのゴール
税理士としても活動しています。
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