今日は長男の中学校の卒業式でした。
卒業式が終わった後、先生たちが卒業証書を届けにうちに来てくれました。
長男に卒業証書を自分で受け取るかどうか尋ねたところ、受取らないというので、私が代理で受け取りました。
中学校は義務教育なので学校に行かなくても卒業できます。
小学1年から不登校の長男は、中学3年間は一度も学校に行かず、家からも出ていません。
学校に行かなくても人は成長します。
多くの子どもとは違った道を歩んでいることが彼にとっての貴重な経験となるでしょう。
卒業アルバムを手に取った長男は、「こんなもの意味がない」「こんなものはいらない」と言ってました。
それは決してネガティブな言い方ではなく、ただ単に学校に行ってない彼にとっては何も感じるものがない、ただの物体でしかない、そんな風な言い方でした。
卒業証書の台紙には3枚の写真が貼ってあり、それは卒業生たちのクラスごとの集合写真でした。
長男はそれを見ながら、「誰か知ってる人いるかな」と言ってました。
小学校に入った当初は学校に行っていて、当時の同級生が同じ中学に2、3人行ってるので、見覚えのある顔があるかもしれません。
ずっと昔に学校に行ってた時のことを思い出していたようです。
今日で不登校も卒業です。
明日からもっと自由に自分らしく輝きながら生きて行くことでしょう。