あたり前のことに感謝することは大切です。
生きているだけでありがたい。
ごはんが食べられるだけでありがたい。
水が飲めるだけでありがたい。
ところが、感謝することが苦しいという人がいます。
感謝というのは幸せを感じるためのものです。
感謝することが苦しい時は、不安が大きい時、自分が満たされていない時です。
「生きているだけでありがたい」
生きていることすらできない人もいるのだから、生きているだけでありがたいのだから、どんなに苦しくても耐えなければいけない。
「ごはんが食べられるだけでありがたい」
ごはんを食べることすらできない人もいるのだから、食べ物にありつけるだけでありがたいのだから、貧乏でも耐えなければならない。
こんな思考になっていることがあります。
自分より苦しんでいる人がいるからと言って、自分も苦しむ必要はありません。
苦しんでいる人を目の前にしても、自分は幸せになっていいのです。
自分が幸せになることで苦しんでいる人を幸せにすることもできるのです。
自分が十分な食べ物を持っていれば、他人に分け与えることができます。
自分が安全な場所にいれば、他人をその場所に導くことができます。
周りの人が苦しんだり悩んだりしていたとしても、自分がまず幸せで豊かになれば、他の人を幸せで豊かな世界に導くことができるのです。