人を変えたくなる時があります。
でも、人を変えようとしても人は変わりません。
パートナーの考えを変えたい。
不登校の子を学校に行かせたい。
パワハラをする上司に理解してほしい。
同僚に自分の意見を受け入れてほしい。
そんな時、いくら自分の正しさを主張してもいくら自分の思いを伝えても伝わりません。
相手を変えるには自分が変わるしかありません。
相手を受け入れるとともに自分の考え方を見つめなおしてみることが大事です。
相手の話を肯定し共感しながら、そのまま受け取ってあげる。
自分の中にある「こうすべき」「こうあるべき」という観念がほんとうにそうなのか見直してみる。
相手とけんかになっているときに相手を受け入れるのはむずかしいので、なるべく平穏な状態のときに相手に共感することで徐々に信頼関係ができていき、関係性がよくなっていきます。
人生経験が長くなると、自分を変えることは容易ではなくなり、変化には時間がかかります。
それでも、人は変われます。
自分が変われば周りの人も変わります。
時間がかかっても、あきらめず自分が変わる努力を続ければ周りの人たちも変わっていきます。