「7つの習慣」は、全世界で3000万部以上売れたと言われる世界的ベストセラーとなっている自己啓発書・ビジネス書で、仕事・家庭・個人としての活動など、人生全般に共通の成功法則について書かれています。
「7つの習慣」に書かれた5番目、第5の習慣が「まず理解に徹し、そして理解される」です。
相手を理解するために大切なことは相手の話を聞くことです。
「聞く」姿勢は4つのレベルがあります。
Level1 相手を無視して聞かない。
Level2 聞くふりをする(相槌は打つが、話の内容は聞いていない)。
Level3 選択的に聞く(話の部分部分を聞く)。
Level4 注意して聞く(集中して相手の話に耳を傾ける)。
多くの人はここまではできるのですが、実はもう一つ上のレベルがあります。
Level5 共感による傾聴(相手の身になって聴く)。
共感による傾聴とは、まず相手を理解しようと聴くことです。
相手のことをより理解するための傾聴に必要なのは、まず相手の言葉を繰り返すことです。
自分の立場ではなく、相手の立場に立ち、共感しながら相手の話を聞くのです。
まずは相手の話を聞き、相手の立場になって物事を考え、相手を理解しようとすることです。
相手から理解されるためには、まず相手を理解することが必要なのです。