「7つの習慣」は、全世界で3000万部以上売れたと言われる世界的ベストセラーとなっている自己啓発書・ビジネス書で、仕事・家庭・個人としての活動など、人生全般に共通の成功法則について書かれています。
「7つの習慣」に書かれた4番目、第4の習慣が「Win-Winを考える」です。
すべての人間関係で、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方と姿勢です。
Win-Winの原則は、あらゆる人間関係の成功を築くための基礎であり、互いに関連し合う次の五つの側面でできています。
1 人格
2 人間関係
3 協定
4 システム
5 プロセス
まず人格という土台があって人間関係が築かれ、そこで協定ができます。
「人格」については、私的成功の習慣で人格を磨くことによってつくることができます。
「人間関係」においては相手の信頼を積み重ねることが大切です。
「協定」は相互に期待することを明らかにすることです。
そして、合意に至るまでの流れを円滑に進めるためにはシステムが必要で、プロセスも重要です。
Win-Winの関係を築く前提として、信頼関係を結んでおくことが必要です。
「7つの習慣」では、「信頼口座の残高を多く持っておく」という表現をしています。
お互いに信頼し合っているということが大切です。