自分の頭の中には自分だけの世界があります。
自分の行動パターン、自分の思考パターン、自分が好きなもの、自分が嫌いなもの、自分の距離感、自分の時間感覚、などなど、自分独自の世界があります。
同じように相手の頭の中には相手の独自の世界があります。
親子、パートナー、上司と部下、カウンセラーとクライアントなど、相手との信頼関係を築きたいときには、相手の世界を尊重し、相手を知ろうとすることが大切です。
自分の基準で相手を理解しようとしても、相手のことを知ることはできません。
自分の世界とは異なる相手の世界を「そうなんだ」と受け入れることが信頼関係を築きコミュニケーションをとるためのきっかけになります。
自分が正しいとき、相手が正しくないとは限りません。
自分の知らない相手の世界があるのだということを知っているだけで、広い視野で視点を変えて相手の状況を思いやることができるようになります。
相手に相手の頭の中の世界のことを観語ってもらい、相手のことを知ることで相手との心の距離を縮めることができます。
相手の世界を大切にしましょう。