目的を果たすためには、適切な状況判断と適切な行動が必要です。
約束の時間に遅れそうだから猛スピードで車を走らせてスピード違反で検挙されたり事故を起こしたりしたらかえって良くない結果をもたらすことになります。
急いで車を走らせている最中には、時間ばかりが気になって、肝心の安全ということがおろそかになりがちですが、急がば回れという言葉があるように少し時間に遅れたとしても無事安全に目的を果たす方がお互いにハッピーです。
どんな行動をとればどんなことが起きる可能性があるのかという適切な状況判断と適切な行動が最も望ましい結果をもたらします。
業績を上げるために自分が望む行動を部下に望むあまりパワハラまがいのことをして結果的に部下が仕事を休んだりやめたりすれば目的を果たすことができません。
自分自身が処分を受ける可能性もあります。
パワハラをすれば部下はもちろんハッピーではないし、自分自身もハッピーではない結果が待っているかもしれません。
部下の置かれている状況や気持ちを考えて接していればそういった事態は起きにくくなります。
今自分がとろうとしている行動がいまの状況にふさわしいものか、自分も周りの人もハッピーになるものなのかを考えることが大切です。