子供が不登校になった時、親はとまどい、どうしたらいいのだろうかと考えます。
最初は様子を見てみようと考えていた親も、不登校の期間が長くなってくると子供の将来のことを心配し始めます。
心配になるかもしれませんが、子供のことは子供に任せましょう。
子供は学校に行きたくなれば行きます。
子供に任せるというのは、何もしないでただ様子を見るということではありません。
子供の気持ちに寄り添い、子供の話を共感しながら聞いてあげましょう。
子供の言動を否定することなく、「そうなんだ」「そう思うんだ」とそのまま受け入れてあげましょう。
子供の言動をどうしても受け入れられないというときは、親自身に「こうしなければいけない」「こうしてはいけない」といった観念があるからです。
不登校の子供は、不安があったり自信がなくなっていたりします。
親が子供のすべてを受け入れ、共感してあげることで、子供は安心することができ、自信を取り戻すことができます。
親は自分自身の人生を楽しみましょう。
子供に手がかかると思うのは、親が子供をコントロールしようとするからです。
子供と一緒にいられる時間を楽しみましょう。
親が穏やかな表情でやさしく子供に寄り添ってあげるだけで子供は安心します。
イライラすることもあるでしょうが、そんなときこそ笑顔をつくってみましょう。
嫌なこと、つらいことがあっても我慢して頑張って学校に行くことは子供にとって苦痛以外の何物でもありません。
子供が学校に行かないという選択をするのは、子供自身が自分の心と体を守るための賢明な判断です。
子供が不登校になった時は親にとっても子にとっても大きなチャンスです。
それは、親も子も幸せに生きるための方法を考える絶好の機会です。
親が幸せでいることが子供が幸せになるいちばんの方法です。