心理カウンセラー・税理士
真鍋良得(まなべりょうえ)です。
「現実は甘くない」という言葉を聞くことがあります。
例えば会社を辞めて起業しようとする時、周りの人たちからそんなに簡単じゃないよ、現実は甘くないよ、と言われることがあります。
現実は甘くないというのは本当でしょうか。
人は思ったことが現実になります。
現実は甘くない、現実は厳しいんだと思っていると、厳しい現実がやってきます。
たしかに、厳しいなと感じることはあるかもしれません。
それでも、世の中には優しい人がたくさんいて助けてもらえます。
人はたくさんのうれしいことや楽しいことよりも少しの苦しいことや悲しいことの方が記憶に残ります。
たまたま厳しい現実を経験したとしても、甘い現実を経験することもたくさんあります。
同じ現実でも、それを厳しいと感じるか甘いと感じるかは自分の観念によって変わります。
お金がないことが厳しいと感じる人はお金がなくなると「現実は厳しい」と感じますが、お金がなくても幸せでいられる人は厳しさをあまり感じません。
現実は甘くないと感じるときには、今の状況を楽しみましょう。
楽しむことを意識しながらやっていると、現実は楽しくなっていきます。
自分が心を開いて、人に与え、人に喜んでもらえることしていれば、やがて自分も人から与えられ、人から喜びを与えられるようになります。
生きていることに感謝し、人生を楽しみましょう。