
「言うことを聞かない」
「落ち着きがない」
「忘れ物が多い」
そんな子どもの姿を見て、「わがままなのかな」「努力が足りないのかな」と思ってしまうことはありませんか?
発達障害の特性は、本人の性格や努力不足が原因とは限りません。
発達障害には、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如・多動症)、LD(限局性学習症)などがあり、一人一人の特性の現れ方はさまざまで、複数の特性を併せ持つこともあります。
大切なのは、表面的な行動だけを見て「困った子」と決めつけないこと。
たとえば、予定の変更でパニックになる子は、わがままなのではなく、「先が見えないことへの強い不安」を感じているのかもしれません。
忘れ物が多い子も、「気をつけていない」のではなく、本人なりに困っている場合があります。
だから、
「なぜ、こんな行動をするの?」ではなく、
「この子には、世界がどう見えているんだろう?」
と考えてみることが大切です。
「困った子」ではなく、「困っている子」という視点を持つこと。
それが、発達障害のある子どもを理解し、安心して成長できる環境をつくる第一歩です。