近頃は発達障害というものが広く知られるようになってきて理解が広まってきたように思いますが、身近にそういう人がいないと発達障害というものを知る機会が少なく、誤解や偏見を生むこともあります。
自分に発達障害があったり家族に発達障害を持つ人がいると、その障害に対する知識は深まりますが、ほかの発達障害についての理解がないために、異なる発達障害を持つ人に対する誤解や偏見を持つこともあります。
発達障害のあるなし、発達障害の種類にかかわらず、お互いが助け合い、それぞれの特性意を生かして活躍できる社会にするために知識や情報を取り入れながら人と人とのつながりを築くことが、これからの時代には必要です。
私は先日「児童発達支援士」の資格を取得しました。
「児童発達支援士」は一般社団法人人間力認定協会が認定する民間資格です。
「児童発達支援士」は、発達障害児を支援するとともに、その家族の支援も行うために、発達障害の知識だけでなく、脳科学や心理学に裏打ちされた傾聴法やカウンセリング法を学ぶ必要があります
「児童発達支援士」の資格を取得するための講座の中では、傾聴法、コミュニケーショントレーニング法を学び、発達障害児のみならず、子供に関わる中において自己肯定感を高めるための手法としても使うことができます。
相手を変えるのではなく、自分を変えることで、自分の取り巻く環境を良くしていこうとする切り口からのアプローチにより、自信を持って発達障害児の支援ができるようになります。
正しい知識を持つことで理解が深まりより良いコミュニケーションを保つための助けになります。それ以上に大切なのが、相手の状況や気持ちを理解しようとすること、相手を知ろうとすることです。
発達障害がある子供に接する場合には特に、言葉がけや表情、態度が大事です。
できるだけポジティブな言葉で笑顔で接することで子供は自信を持てるようになります。
私は「発達障がい支援センター」で発達障害克服カウンセリングを行っています。
「児童発達支援士」の取得したことでさらに発達障害というものに関わる人たちのネットワークを広げ、お互いの理解を深めるための活動を進めていきます。
心理カウンセラー・税理士 真鍋良得