自分を受け入れてもらうためには、まず相手に受け入れてもらう必要があります。
自分のことをわかってもらうためには、まず相手のことをわかってあげる必要があります。
コミュニケーションの基本はお互いの信頼関係を築くことです。
親が子供に何かをしてほしい時、上司が部下に何かをしてほしい時、あるいは営業マンが商品を売るとき、一方的に相手に何かを求めても相手は思うように動いてくれません。
相手の状況を理解し、相手とコミュニケーションを図り、相手が今抱えている問題や悩みなどがあれば、それを一緒に解決することを考えながら相手の今の状況を聞いてあげることで信頼関係を築くことができます。
相手に興味関心を持ち、相手の様子を見ながら相手の反応を確かめながら、コミュニケーションをとることで信頼関係を築いていくことができます。
相手が自分の思うように動いてくれない、自分の話を理解してくれないと感じるときには相手に問題があるように考えがちですが、それは相手との信頼関係を築くためのアプローチができていない自分自身の問題なのです。
相手のためを思って言ってあげてるのにという方がいますが、自分は相手のためだと思っていても相手がそれを望んでいなかったり、相手にそれができない何らかの事情があれば、相手は受け入れることができません。
まずは相手のことを理解し、信頼関係を築くところから本当のコミュニケーションが始まります。