人間の体内時計は25時間という説があります。
正確には24時間○○分であるといった研究もされていますが、いずれにしても24時間よりは長いようです。
子供が不登校になった時、昼夜逆転するということが良くあります。
学校に行かないととなると、決まった時間に起きる必要がなくなり、好きな時間に寝て好きな時間に起きるようになります。
そうすると、寝る時間が毎日1時間ずつくらいズレていきます。
ある日は8時に寝て、次の日は9時に寝て、その次の日は10時に寝て、といった具合に、毎日少しづつズレていき、月の半分は日中に起きていて、半分は夜中に起きているといった具合です。
体を健康に保つには、日中に活動し、夜は眠る生活が理想ですので、それに合わせて体内時計を調整する必要があります。
不登校の子供の昼夜逆転を解消するには、学校に行くようになれば決まった時間に起きなければいけないので必然的に解消するという考え方と、まずは昼夜逆転をなおして学校に通えるように体を整えるという考え方の二通りがあります。
どちらが正解だということはありません。
体の仕組みを理解し、子供の状況を理解した上で、場合によっては専門家に相談しながら健康的な生活ができるようにサポートしてあげたいです。