他人のことを大切にしているように見えて、実は自己中で自分のことだけが大事だったのです。
かつての私は、自分を犠牲にして、自分の事はどうでもいいから家族のために働く、自分のことはどうでもいいから他人のために働く、それが正しい生き方だと思っていました。
そんな生き方をしていた当時は、自分のことを粗末に扱っていました。
自分はどんな目に合っても、どんなつらいことがあっても、自分を大切にしてはいけない、大切にするのは他人なのだと考えていました。
実は、それは、自分を大切にしてほしくて、一生懸命他人の事だけを大切にしようとしていたのであって、相手の気持ちや相手が何を望んでいるかなんて、全然考えていなかったのです。
自分を大切にするということを知ってから、かつての自分は、自分の事だけではなく、他人のことも大切にしていなかったのだと気づきました。
自分を大切にし、自分を大切にするのと同じように他者を大切にすることが幸せになる道なのです。