発達障害相談ブログ

地図は領土ではない

投稿日:

 

NLPの前提(基本的な考え方)の1つに「地図(map)は領土(territory)ではない」というものがあります。

 

 

私たちは、どこかに行く時、地図を頼りにします。

 

地図は地図であって、現実の土地そのものではありません。

 

人生において進む方向を決める時にも、同じように、自分の頭の中にある地図を頼りにします。

 

そして、その地図は現実の世界そのものではありません。

 

私たちは生まれてからこれまでの人生の中での経験を通して、

それぞれがその人なりの価値観や世界観を創りあげています。

その価値観や世界観に基づいて作り上げた、自分のオリジナルの地図を持っています。

 

簡単にいうと、地図とはその人自身の物事の感じ方や考え方です。

 

同じものを見ていても、価値観や世界観が人によって異なるため、見える世界は違います。

それぞれの物事の感じ方・捉え方によって地図を作っているので、持っている地図はそれぞれが異なっています。

どっちに進めばいいのかということで意見が食い違うのは、それぞれの持っている地図が異なっているためです。

二人の価値観が違う人が創った地図は異なっているので、価値観の相違によって意見が合わなくなるのです。

 

雨が降っている時、「天気が悪い」という表現があります。

雨の日はイヤだなという感情を持つ人がいる一方で、雨が降るのを待ち望んでいた人にとってはうれしさでいっぱいになります。

 

テレビの天気予報では「天気がいい」「天気が悪い」という表現は使いません。

雨、晴、曇り、雪など、客観的な事実だけを伝えます。

現実の天候は同じでも、それぞれの人が持っている地図に表されている形が違うので、人によってとる行動はそれぞれです。

 

 

同じ「雨が降っている」という現実が目の前にあっても、人によってその捉え方はさまざまで、とる行動もさまざまなのです。

 

 

持っている地図を変えることで行動を変えることができます。

 

雨の日にはイライラしたり嫌な気分になっていた人が、「天気が悪いから洗濯物が乾かなくて困る」という嫌な感情に囚われずにポジティブな行動ができるようになったりします。

 

 

また、地図の中には、昔は必要だったけれども、今はなくていいもの、役に立っていないものも描かれています。

親から刷り込まれた自分のイメージや、過去の経験から引き起こされる好ましくない反応なども地図には載っています。

 

地図にある今はなくていいものを消すなどして書き換えることで、自分が望む未来へ進むための地図に作り替えることができます。

 

私たちは地図を作ることは意識せず、自然に行っています。

しかし、地図を変える方法はあまり知られていません。

 

地図は領土ではない。

 

このことを意識して、地図を書き換えることで、

人生を変えることができるのです。

-発達障害相談ブログ

Copyright© 真鍋良得オフィシャルサイト , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.