心理カウンセラー・税理士
真鍋良得(まなべりょうえ)です。
子供が不登校になった時、親はどうしたらいいのと聞かれることがあります。
親がすることは、親自身が幸せになることです。
親が、自分は幸せなんだと思うことです。
人は幸せになるようにできています。
幸せになろうと頑張らなくても幸せになれます。
幸せになれないのは、「こうしなければ幸せになれない」と教えられてきたからなのです。
いい学校を卒業して、いい会社に入り、いい家庭を持つことで初めて幸せになれるんだと教えられてきたら、その 「幸せ」という道からはずれないように努力しようとします。
そういう人たちが社会の厳しさというものを子供に伝え、会社での嫌な出来事、嫌な上司や嫌な部下の話を愚痴っていると、子供は社会というのは厳しいんだ、と感じるようになります。
実際に、子供に対して、世の中は甘くないんだ、だから幸せになる道からそれないようにがんばらなければいけないんだと教えたりもします。
世の中は甘くない、世の中は厳しいというのは本当でしょうか。
人生を楽しんでいる人だってたくさんいます。
世の中にはやさしい人がたくさんいます。
人生は楽しいんだってことを子供たちに伝え、自分が毎日を楽しんでいれば、子供は生きることを楽しめるようになります。
生きることを楽しめるようになれば、学校に行くかどうかは問題ではなくなるし、楽しむために学校が必要なら、自然と学校に行くようになります。