心理カウンセラー・税理士
真鍋良得(まなべりょうえ)です。
サラリーマン時代、ある上司から何度も「結婚したんだから早く家を買いなさい」と言われていたことがありました。
家を買ってしまうと不自由になる気がしてその時は買わなかったのですが、結局は家を買いました。
住む場所を確保する必要に迫られたため家を買ったのですが、ローンはいつでも返済できる範囲内の金額にして、家は必要なくなれば手放すことを想定して購入しました。
多くの人が家は資産だと考えます。
私も以前は持ち家を資産だと考えていましたが、実は持ち家は負債なのです。
「資産とは持っているだけでお金が入ってくるもの」
「負債とは持っているだけでお金を奪っていくもの」
このように考えると、持ち家が負債だということがわかると思います。
家をローンで買えば、ローンの返済、利息の支払い、固定資産税の支払いがあり、年数が経つと修繕費も必要になります。
ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん 貧乏父さん」という本にはこういったお金についての考え方が書かれています。
お金に苦しめられたりお金に振り回されたりしている人がたくさんいます。
私もそのうちの一人でした。
お金に対する考え方、お金に対する意識を変えることでお金から自由になることができます。
家や車を買うことが一種のステータスで、そういった「モノ」に大きな価値を見出していた時代の価値観を変えていくことで、これからの時代はより幸せな生き方ができるでしょう。